ホームスクーリングを始める前に知っておきたかったこと

こんにちは。アメリカ生活4年目のYukaです。

8年生(日本では中1)になる娘をホームスクーリングすることになり、オンラインスクールへの申し込みや学区への書類の提出に追われていましたが、ようやく一段落しました。

ニューヨークでホームスクーリングするための情報を探していたところ、Facebookに「New York State Homeschooling Q&A」というプライベートグループを見つけました。

役立つ情報がいろいろあり、最初からこのグループに入っていればよかったと思いました。

最初に知っておきたかった情報をまとめて書きます。

1、Facebookのプライベートグループが情報収集に役に立つ

アメリカではFacebookグループがまだまだ重要な位置を占めていて、そこでしか得られない情報があります。

ホームスクーリングをサポートすることで売り出しているオンラインスクールがいくつもありますが、そのスクールが提供するカリキュラム以外二は、ホームスクーリングに関する実際的なアドバイスはしてくれませんでした。

Facebookなどを使い、自分で情報収集するのが一番です。

2、ルールは州ごとに違う

最重要事項は、州や学区に提出する「ホームスクーリング計画書」が、州の法律に記載されている条件を満たしているかということです。

それさえ満たしていれば、合法的にホームスクーリングをすることができます。

実際にどんな教科書や資料を使うかは、それぞれの家庭に任せられています。

3、オンラインスクールはオプション

オンラインスクールに申し込むことはオプションであり、必須ではありません。

うちの場合は、スケジュールの目安として、コア科目(英語や数学)をオンラインスクールで受講してよかったと思っています。

出費を抑えるためには、もっといい方法があったのかもしれません。

4、公立学校システムに戻る予定があるかどうか

ある程度の年齢以上になると、将来的に公立学校システムに戻る気があるのか、大学に行くのかということが問題になります。

中学までは簡単に公立学校のシステムに戻れるようですが、高校になると受け入れてもらうことが難しい場合もあるようです。

5、親子とも自己管理能力が必要

高校になると、卒業資格を得るための単位取得がかなり複雑になります。週によって卒業資格を取る方法も違うようです。

アメリカで、大学進学を視野に入れてホームスクーリングする場合、親子ともにかなりの調査能力や自己管理能力が必要だと感じました。

・・・・・

先日提出した、IHIP (individualized home schooling plan) と呼ばれるホームスクーリング計画書は、無事に承認されました。

ここからは、娘の勉強のサポートをしながら、四半期報告書の提出と年度末のテストの準備をしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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