コントロールできないことを受け入れる

こんにちは。メディカルライター＆内科医のYukaです。

アメリカからの船便はまだ届きませんが、生活はかなり落ち着いてきて、フリーランスとしてやっていくためのいろいろな手続きもようやく終わりが見えてきました。帰国直後に「余裕ができたらやることリスト」を作っておいたのですが、ほとんどにチェックマークをつけることができました。

人間不思議なもので、状況が落ち着いてくると、逆に、将来のことが気になったり不安になったりするものです。

アメリカにいる間は、すべてが中途半端で不安定で、数年間を生きのびて無事に帰国できればよし、という気持ちでした。何もかも思うようにはいかないのがデフォルトで、うまくいったらラッキーぐらいに思っていました。周りもいい加減なので、自分もいい加減でちょうどいい感じでした。

ところが、日本に帰ってきてからは何でもうまくいくのがデフォルト、うまくいかないのは自分の力不足と感じるようになりました。あれもこれもちゃんとしないといけない気持ちになりました。

その原因を考えると、それは過去に起こってしまったことや、これから未来に起こることをコントロールしょうとしているからだと気づきました。物事を必要以上にコントロールしようと思い始めると、完璧主義になったり、イライラしたり、あまりよくないストレス解消法を取ってしまったりします。

もちろん、過去のことを反省したり、未来のために準備したりすることも、ある程度までは役に立ちますが、どんなに準備万端でも物事が思いどおりに進むとは限りません。過去も未来も自分にはコントロールできないものだと受け入れ、その時に取れる最善の行動を取るしかないのです。