診療英会話の勉強方法(市販のテキストをAIツールで使いやすくする)
こんにちは。メディカルライターのYukaです。
メディカルライターの仕事に加えて、週に一度、内科医としても勤務しています。私が勤務するクリニックには、英語での診療を希望される患者さんもいらっしゃるため、診療で使える英会話力を高めたいと思っています。
今使っているのは、日本医療通訳協会の「医療通訳ロールプレイテキスト」です。このテキストは医療通訳者を目指す方を主な対象に作られていて、医師やスタッフと患者の会話が、疾患ごと(胆石、気管支喘息など)に、日本語と英語の対訳形式で記載されています。詳しい解説はありませんが、全体141ページとボリュームがあるのにもかかわらず、協会ウェブサイトから2,700円(税抜、送料別)で購入することができます。
当初はこのテキストを音読しながら勉強するつもりでしたが、読み進めるうちに、ところどころ英語表現に違和感を感じる部分が出てきました。失礼ながら「これはネイティブチェックが不十分なのでは?」と感じてしまう箇所もありました。たとえば、「最近〇〇です」という表現に対して、recentlyと現在形が一緒に使われているところがありましたが、通常recentlyは現在完了形や現在完了進行形と一緒に使うのではないか、というようなことです。現在形と一緒に使うのも間違いではないのかもしれませんが、つい気になってしまいました。
こうした違和感は、他の医療英語のテキストでも時々感じることがあるのですが、「実際の会話ではこうは言わないのでは?」と思う表現がたびたび出てくると、どうしてもテキスト全体への信頼感が薄れてしまいます。
そこで、ロールプレイテキストの英文を別のファイルにタイピングしたものを、
The following is a conversation between a doctor and a patient/patient's family. Could you rephrase the conversation to sound more natural?
というプロンプトを使ってChatGPTに 書き換えてもらうことにしました。
タイピングに少し手間はかかりましたが、出力された英文はかなり自然な形になっていて、これなら安心して音読できると感じました。
日本語と英語の対訳になっているテキストは、勉強しやすい反面、翻訳調の表現が使われやすく、日本語に引きずられて英語が不自然になることがあります。私のように、対訳テキストの英文が気になるという方は、ChatGPTなどのAIツールを使って自然な英語表現に整えてもらう方法をぜひ試してみてください。
ちなみに、医学用語の発音を調べるサイトは、YouGlish一択です。人によって発音が分かれる単語もあるので勉強になります。