英語力を中級から上級に上げるのに役立ったもの
みなさん、こんにちは。アメリカ生活5年目、メディカルライターと翻訳者のYukaです。
今日は、私が英語力を中級から上級に上げるために試したいろいろな勉強法の中で、実際に役立った方法を紹介したいと思います。
インプットを増やす
日本に住んでいても英語圏に住んでいても、英語力を上げるためには、たくさんの英語を聞き、たくさんの英語を読む必要があります。
中級以上の人にとって大事なのは、「学習者向けではない英語」にできるだけ多く触れることです。教科書を読んで頭で理解するよりも、実際に使われている英語から法則を見つけるのが早道です。
学習者向けの教材は、母国語でも使わない言葉が使われていたり、普段の生活に関係のない内容が扱われていたりします。自分が興味のある分野や仕事に関係する内容を英語で勉強した方が楽しいし、長続きします。
インプット教材のおすすめ
無料のものではYouTube、ポッドキャスト、ウェブ記事、有料のものではオーディオブック、洋書、雑誌、新聞があります。興味のあるものを選び、シャドーイングや音読することで、アウトプットの練習にもなります。
アウトプットを増やす
私自身、オンライン英会話を4年以上続けました。思った以上に英語を話せない自分に気づくとともに、続けるうちに英語を話すことへの抵抗が薄れた、という効果はありました。
ただ実際には、オンライン英会話をするだけでは英語力はそこまで上がらないと思います。先生が一方的に話すだけになる、話し方の悪い癖が強化される、会話がマンネリ化するなどの問題があります。
日常会話では、適当な英語であっても結構伝わってしまうものです。冠詞や前置詞を含め、正確な英語を使えるようになりたいのであれば、まとまった英文を書く練習やスピーチの練習の方が役に立ちます。
アウトプット教材のおすすめ
アメリカ英語にしか対応していませんが、ELSA Speakというアプリを使った発音練習は、どのレベルの人にもおすすめです。ELSAについては過去の記事もあるので、気になる方はそちらもぜひご覧ください(英語カテゴリーにあります)。
ELSAで発音を矯正しつつ、音読・シャドーイング・オーバーラッピングで口を英語の文章に慣れさせていきます。また、負荷は高いですが、独り言やスピーチの録音はとても効果があります。
まとめ
どれも当たり前のことだと思われるかもしれませんが、中級以上のレベルになると、英語をどんどん使っていく以外に良い方法はありません。いろいろな教材に手を出して散財するよりも、生活の中で英語のインプットとアウトプットを増やすように心がけることが大事ではないでしょうか。