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ニューヨーク市の地下鉄

こんにちは。アメリカ3年目のYukaです。

今日はニューヨーク市の地下鉄が日本の地下鉄とどう違うかについて書きたいと思います。

サンディエゴではどこに行くにも車を使っていましたが、ニューヨークに来てからは公共交通機関を使って生活しています。ニューヨーク市、特にマンハッタンの道はいつでも混んでいて、ほとんどが一方通行、駐車場があまりないので路上駐車がメインです。運転に自信がある人でないと慣れるまで車での移動は大変かもしれません。お金の節約や環境への配慮から、わが家は地下鉄を使うことにしています。子供の学校や習いごとも地下鉄で30分程度の場所にあるので、そこまで不便ではありません。

治安の面ではやはり心配があります。以前からあったのかも知れませんが、コロナ以降、アジア人を標的とした地下鉄内や駅での事件が数か月ごとに報道されています。昔に比べるとはるかに安全になってはいるそうですが、毎回気持ちを引き締めて乗っています。

ここからは安全面以外で、ニューヨーク市の地下鉄で気づいたことを書いていきます。

車内で芸をする人

お金を求めて乗客に声をかける人に加えて、グミやクッキーなどお菓子のミニパックを1ドルで売る人、バイオリンやギターなどの楽器を演奏する人、アカペラで歌うグループ、手すりを使ったストリートパフォーマンスをする人までいます。駅や道ではなく車内で、というところに驚きました。

椅子が硬い

日本のようなクッションのある柔らかい椅子ではなく、ファーストフード店のような硬い椅子です。掃除を楽にするためかもしれません。

車両と車両の間は外

日本では隣の車両への移動は普通だと思いますが、ニューヨーク市の地下鉄では禁止されています。車両と車両の間の接続部に壁や屋根がなく、下だけがつながっている状態で、危険だからです。実際に移動中に落ちる事故も多発しているようです。

ひとつのホームを複数の路線が利用する

ニューヨーク市の地下鉄には路線ごとに数字またはアルファベット1文字の名前がついているのですが、違う路線の地下鉄が同じホームに来ることがあります。私自身、うっかり別の路線に乗ってしまったことがあります。日本のような時刻表はありませんが、Citymapperというアプリを使うと、目的の地下鉄が何分後に来るのか正確に調べることができます。

自転車や犬を車内に持ち込める

犬はケージに入れて車内に持ち込むのが本来のルールのようですが、紐をつけてそのまま足元に置いている人や抱えているだけの人がほとんどです。自転車の持ち込みもOKです。以前に、ホームを自転車で走っている人を見たことがあります…

ニューヨーク市では多くの人が通学や通勤に日常的に地下鉄を使っています。ただ日本の地下鉄のような綺麗さや安心感はないので、もし旅行などでニューヨーク市に来た際にはその点に注意してください。

お読みいただきありがとうございました。