ELSA Speakを使ってアメリカ英語の発音を身につける
こんにちは。アメリカ3年目のYukaです。
今日はELSA Speakというアプリを使った英語の発音矯正について書きたいと思います。
私がこのアプリの存在を知ったのは1年ほど前で、まず無料会員になり、割引期間にライフタイム(永久)会員になりました(2021年11月の価格は、永久会員は10,980円、年間会員は4,720円、3ヶ月会員は1,950円です)。以前は1日に1時間以上練習していたこともありましたが、現在は自動で配信される5つのレッスンを毎日5〜15分かけて行っています。
ELSA Speakでできること
発音記号と音の一致
最初に「診断テスト」を受けると、正確に発音できていない音が苦手な「スキル」として表示されます。その音を中心に練習することで、聞き取りやすい発音に近づいていきます。単語と発音記号が同時に表示されるので、発音記号が身につき、辞書で単語を調べた時に音を一緒に覚えられるようになります。
自分ができていない音を指摘してもらえる
通常の発音教材では、発音の仕方を頭で理解できても、自分の発音が実際に正しいかどうかフィードバックを受けることができませんでした。フィードバックをその場で得られることがELSAの最大のメリットです。
録音した自分の声を聞くことができる
自動で録音されるので、お手本と自分の声を後から聴き比べることができます。自分の声を録音して聴くのはスピーキングの練習で大事なポイントなので、ELSAで自分の声を聴くことに少しずつ慣れていくと、その後に役に立ちます。
ELSA Speakでできないこと
イントネーションの改善
ELSAには抑揚や流暢性を評価する機能がありますが、お手本の声をどれだけ真似できたかで判断しているため、どれほど正確な評価なのかよく分かりません。イントネーションの改善には、他のもっと自然な音源を使ったオーバーラッピング、リピーティング、シャドウィングのほうが適していると思います。
どうしても発音できない音
発音には口の形、舌、喉など様々な要素が関わってくるので、発音できない音を自分だけで身につけることには限界があるかもしれません。そのような場合には、YouTubeなどで発音を解説した動画を見ることをお勧めします。
イギリス英語
ELSAはいわゆる「標準アメリカ英語」を目指す方に向けて作られています。イギリス英語の発音では特に「R」などが、間違いと認識されてしまうようです。
ELSAは日々新たな機能が追加され、精度も改善しています(ここに書いた内容は2021年11月時点の感想になります)。スタンダードな北米英語を身に着けたいと考えている人にぜひ一度試してもらいたいアプリです。
お読みいただきありがとうございました。