子どもとの向き合い方—チアリーダーになる

こんにちは。アメリカ生活4年目のYukaです。


今日は、子どもとの向き合い方について考えたことを書きます。


きっかけは娘のバレエのサマーインテンシブ。最初のオリエンテーションで先生から「友達と別のクラスになってもがっかりしない」「どのクラスに入っても全力を尽くす」「自分より上手い人を妬まない」というような話があったそうです。


実際、初日のクラス分けで、娘は思っていたより下のクラスになってがっかりしていました。


そして私も少しがっかりしました。娘のバレエのどこがだめだったのか、他の子とどこが違うのか、頭の中でぐるぐる考えていました。


これではいけない、と思いました。


私は娘の審査員になってはいけない。


娘を客観的に評価するのではなく、チアリーダーになる。


子どもに現実を分からせるのが親の役目ではなく、夢を応援してあげる。できるかできないかを、親が勝手に決めてはいけない。


先日、America’s Got Talentというオーディション番組に、日本人女性のAikoさんがコメディアンとして出場したことが話題になりました。


彼女は、移民や運転に関する話など、アメリカ人の多くが共感できるネタを取り上げて、客席は大盛況でした。


最後に、「英語がネイティブじゃない私がアメリカでコメディアンになるなんて、みんなが無理だと言ったけど、お母さんだけは私を信じてくれた」と言っていました。(こういう両親の逸話もアメリカ人にうけます。)


いつも応援してくれていたお母さんは、残念ながらパンデミック中に亡くなってしまったそうです。

これを思い出し、私も自分が死んだ後に、子どもに「お母さんは私を信じてくれた(she believed in me)」と言われるような親になりたいと思いました。

そして、スポンサーとして、子どもが何かしたいと思った時にお金をぽんと出してあげられるように、今日もしっかり働こうと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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