欧州メディカルライター協会の会員になりました

こんにちは。アメリカ生活4年目のYukaです。

メディカルライターになるにあたり、米国メディカルライター協会(AMWA、アムワ)には加入していたのですが、欧州メディカルライター協会(EMWA、エムワ)についてはよく分かっていませんでした。

LinkedInでEMWAのセッションについて知る

今回、非会員でも参加できる「Getting into Medical Writing」という無料のオンラインセッションがあることをLinkedIn経由で知り、参加してみることにしました。

ニューヨーク時間の朝8時から11時に、zoomを使ったセッションが開催されました。今回のセッションは、メディカルライターを目指す人や、経歴の短い人を主な対象とするものでした。メディカルライティングの仕事の種類とその内容、EMWAのメンバーになることでどのようなサービスを受けられるかが紹介されました。

セミナーをきっかけに他のメディカルライターとつながる

200人を超える参加者が集まり、チャットボックスも質問や自己紹介で盛り上がっていました。開始直後に一人がチャットボックスにLet's connect on LinkedInというメッセージとともに自分のLinkedInのリンクを貼ったことをきっかけに、自己紹介が始まりました。

私も思い切って自己紹介とLinkedInのリンクを貼ってみたところ、直後からLinkedInに申請が来て、20人近いメディカルライターの方とつながることができました!

メディカルライターの多様な仕事

3時間のセッションの中で、自分の専門分野について改めて考えました。EMWAの資料(A Career Guide to Medical Writing)にまとめられているように、メディカルライターが関わる文章には薬事申請関連(regulatory writing)から一般向け記事(medical communications)までいろいろな種類がありますが、どちら方面に進むかを迷う人が多いようです。

私自身は、それらの中間に位置する投稿論文や学会資料の作成に主に携わっています。固い文章よりも柔らかい文章が好みなので、仕事の幅を広げるとすればmedical communications方面を目指すのがよいかもしれないと思いました。

家族のスケジュール調整が難しく、現地で開催される学会参加はハードルが高いので、コロナ後にこのようなオンラインイベントが増えたことはとてもありがたいです。自分と同じ分野の仕事をしている方々の話を聞くことによってモチベーションが高まり、参加してみてよかったと思いました。

アットホームな雰囲気のEMWAに入会

今回のセッションを通じて、ヨーロッパを拠点とするEMWAは、英語以外を母国語とする多彩なメンバーからなる協会であることが分かりました。また、アメリカのメディカルライティング市場の競争の激しさが伝わってくるAMWAとは違い、より教育的で親しみやすい印象を受けました。

これからもEMWAを通じてメディカルライティングの勉強やネットワーキングを続けたいと思い、セッション終了後に早速会員になりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Previous
Previous

自分の強みを活かす—フリーランスで必要なマインドセット

Next
Next

子どもの予防接種記録(海外に移住するとき)