アメリカから日本に一時帰国してビザ更新

こんにちは。

先月、約4年半ぶりに日本に一時帰国したのですが、その時に行ったビザ更新手続きについて書きたいと思います。

私が当初アメリカに来た時は、有効期限が5年のビザで入国しました。その後、事情により、家族の中で私だけがアメリカ国内でビザの種類を変更しました。

日本でアメリカのビザを取得する通常の手続きでは、パスポートに写真付きのビザを貼ってもらえます。一方、アメリカ国内でビザの種類を変更した際には、ステータスが変わったことを証明する緑の紙が発行されただけで、パスポートに新しいビザは貼られませんでした。

そもそもアメリカのビザというのは滞在資格とは別のもので、入国に必要なのがビザ、滞在に必要なのが滞在資格です。つまり、滞在資格さえあれば、アメリカから外に出ない限り、ビザの期限が切れていてもアメリカに住み続けることができます。逆に、ビザが有効期限内であっても、滞在資格を失うとそれ以上住み続けることができません。

今回の私のケースは、滞在資格はあるけれど再入国に使えるビザがないという状況でした。日本に一時帰国する場合は、アメリカに再入国するために、新しいステータスのビザをアメリカ大使館で発行してもらう必要がありました。

当初は子どもの編入試験をはさんだ1週間程度の帰国の予定でしたが、ビザ面接から受取までに10日程度かかると知り、2週間半に変更しました。

ビザの申請(DS-160)や面接の予約はアメリカにいる時からできるので、一時帰国の日程に合わせて早めに予約しておくといいと思います。

DS-160は5年前に申請したときよりも項目が増えていて、入力に時間を取られました。特に、ソーシャルメディアのアカウントをすべて入力するのが思った以上に大変でした。

たまたまかもしれませんが、アドブロックを入れているChromeでビザ面接の予約を進めていたところ途中でエラーになってしまい、入力がロックされてしまうトラブルがありました。大使館にメールをしたら、時間をおいて試すように言われ、実際それでうまくいきましたが、どうなることかとハラハラしました。面接やパスポート郵送の料金の支払い画面で、日本のクレジットカードが拒否されるというトラブルもありました。時間と気持ちに余裕のあるときに申し込んだほうがいいです。

大使館での面接とビザ発行は幸い順調に進み、帰国翌日の金曜日に面接を受けて、翌週の金曜日には受け取ることができました。受け取るまでの間は、万が一のことを考えて落ち着かない気持ちで過ごしました。

ちなみに、子どもの5年パスポートをアメリカで更新し、ビザが貼ってある元のパスポートは無効になっていたのですが、新旧両方のパスポートを入国審査で見せることで問題なくアメリカに再入国できました。

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