アメリカの病院でおどろいたこと その1

こんにちは。アメリカ3年目のYukaです。

今日はアメリカの病院でおどろいたことについて書きます。

病院といっても、幸いアメリカに来てから大きな病気をしたことはなく、小児科での定期検診、夜間救急外来、眼科、歯科に行ったことしかありませんが、色々なことがありました。順番に書いていきたいと思います。

まずは最近の「息子の激やせ疑惑」から。

アメリカの現地校には日本のような校医による健康診断がないため、自分たちでかかりつけ医を探して、学校に健康診断書を提出する必要があります。

ニューヨークに引っ越して初めての小児科の予約を取った時に、「あらかじめ前の病院の記録をFAXで送ってください。送らないと受診できません」と言われました。「今どきFAX?」と思いつつ、携帯のアプリを駆使することで、何とかサンディエゴの病院の記録を送ることができました。

受診当日、まずはいつものようにナースがやってきて、8thグレード(中学2年)の息子と、7thグレード(中学1年)の娘の身長、体重、聴力、血圧をそれぞれ測定してくれました。そして先生が登場し、2人を別部屋でそれぞれ診察しました。

最後に先生が息子の体重のグラフを見せながら、「診察では特に異常ないけど、去年から全然大きくなってない。むしろ体重が減ってしまっている。心配だから半年後にもう一度受診するように。体重減少傾向が続くなら精密検査をする。乳製品などカロリーの高いものをたくさん食べるように」と告げられました。

言われてみれば、昔はぽっちゃり気味だった息子は、この数年で身長が伸びてすらっとしました。でも食事も普通にしているし、もしかしてコロナで運動量が減って筋肉が落ちたせいかな?と、もやもやした気持ちで帰宅しました。

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皆さん、もうお気づきでしょうか?

そうです。なんと、息子と娘の身長と体重のデータが逆に入力されていたのです。もらった健康診断書をながめていたら、「あれ?娘のほうが息子より大きくて体重も重い…」と気づき、あわてて病院に連絡して再発行してもらいました。娘が「クラスでも背が高いほうだよね。」と何度も言われたのは、後から考えたらそのためだったようです。

先生もびっくりしたのかもしれませんが、2人を見てどっちが大きいかは分かりそうなものですよね。思い込みは怖いなと思った出来事でした。

お読みいただきありがとうございました。

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