フリーランス生活のサバイバル術—不安や迷いが生じたとき

みなさんこんにちは。アメリカ生活4年目、メディカルライターと翻訳者をしているYukaです。

今日は、フリーランス生活で将来に不安を感じたときにどうすればいいか、私なりの対処方法について書きたいと思います。

結論から書くと、ひとまず目の前の問題だけに集中する、ということです。

会社勤めの人でも仕事で迷うことはあると思いますが、フリーランスの場合は「自分が決定しなければいけない」というプレッシャーが常にあります。裁量権はフリーランスの特権ですが、決めなければいけないことが増えすぎると、不安や焦りにつながることもあります。

そんなときは、何が問題になっているのかをすべて書き出します。そして、それらの問題を一度に片付けようとせず、取捨選択して、重要なものだけに取り組みます。

フリーランス生活で生じる問題は

  1. 目の前の仕事

  2. 健康(身体的、精神的)

  3. 長期的プラン(継続学習、マーケティング)

  4. 仕事に直接関係ないこと(事務処理、家事、家族、友人など)

のどれかに分けることができます。

「アイゼンハワーマトリックス」と呼ばれ、ものごとを緊急度と重要度によって4つのカテゴリーに分けて考える有名な方法があります。一般的には、「緊急かつ重要」→「緊急度は低いが重要」→「重要度は低いが緊急」→「緊急度も重要度も低い」という順に取り組むのがいいとされているようです。

これをフリーランスの生活に当てはめてみると、

  1. 目の前の仕事→緊急かつ重要

  2. 健康→緊急度は低いが重要

  3. 長期的プラン→緊急度は低いが重要

  4. 仕事に直接関係ないこと→どれもありうる

となります。

私の経験上、「仕事に直接関係ないこと」の緊急度と重要度が高まったときに、たとえ仕事自体に大きな問題がなくても、フリーランス生活に不安が生じることが多いです。そのようなときには、ひとまず「目の前の仕事」と「仕事に直接関係ないこと」を優先するようにします。

その結果、残りの「健康」と「長期的プラン」はあとまわしになりますが、フリーランスの一番の戦力は自分なので、できれば「健康」は犠牲にしないほうがいいです。

問題が山積みのときには「目の前の問題に集中し長期的プランを考えない(健康には気をつける)」という姿勢で乗り切り、また余裕が出てきたときに「長期的プラン」に取り組むようにするのが、私が考えるフリーランス生活のサバイバル術です。

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