こんにちは。

今日は、アメリカ生活を振り返り、駐在、留学、その帯同を乗り切るために何が必要か、私なりの結論を書きたいと思います。日本では、夫の駐在や留学についていく立場の女性が多いと思うので（その逆ももちろん増えてはいるようですが）、主にそういう方に向けたメッセージになればいいなと思って書いています。

私が海外での生活で最も大切だと思うのは、「自立」と「サポート」のバランスです。1人で頑張ろうとしすぎても、他の人を頼りすぎてもうまくいかなくなる気がします。

自立の面では、言葉とお金が特に大事なポイントです。現地の言葉を使えれば、必要な手続きを自分でできるだけでなく、行動範囲も広がります。渡航前に現地の言葉の勉強を始めたり、渡航後も学習グループなどに所属するといいのではないかと思います。お金については、できれば自分専用の現地で銀行口座・クレジットカードを持ち、日本の銀行からの送金手段を確保するといいと思います。

サポートの面では、一緒に暮らす家族との絆を深めることはもちろんですが、いろいろなグループに所属した状態を保って、孤立しないようにするのがいいと思います。日本にいる友達や家族、現地の日本人の知り合い、子どもの学校や習い事、自分の趣味のグループ、ソーシャルメディアの知り合いなど、浅く広くでもいいので、話せる相手を複数見つけておくと心強いです。

最後に、自分にも他人にも優しい気持ちですごす、というのもメンタルの安定につながります。海外生活では何かとうまくいかないことが多いですが、できるだけ自分にも相手にも腹を立てず、そういうこともあるよね、くらいの適当さを持って過ごすのがいいのではないでしょうか。