フリーランサーはニッチダウンするべきかどうか
こんにちは。アメリカ生活4年目のメディカルライター、翻訳者のYukaです。
以前からもやもやしていた、フリーランスで「仕事を絞ること」と「手広く仕事をすること」のバランスについて、答えのようなものが得られたので、今日はそれについて書きたいと思います。
まずnicheという言葉ですが、起業家向けのYouTubeに必ず出てくるキーワードです。ニッチまたはニッシュと発音されます。特定の商品を販売して対象とするお客さんを絞ることをniche downといいます。
分野にもよりますが、フリーランスでは、徐々にniche downしていくことを勧める人が多い印象です。
私の場合、メディカルライティングでは医学論文と学会資料、翻訳ではメディカル分野、と専門はある程度決まっています。
ただ、メディカルライティングと翻訳の両方をしていること、日英・英日の両方の翻訳をしていることについて、十分に絞り込めてないのではないかと思っていました。
また同時に、メディカルライティングと翻訳だけで、この先安定した収入を得られるのだろうかという不安も感じてました。そのため、通訳やエディティングの勉強もしています。
つまり、ニッチダウンする必要性を感じつつ、ニッチダウンして仕事を絞ることに、将来的・経済的なリスクを感じていたわけです。
今日たまたま見たYouTubeでその答えが出ました。
You should specialize externally while you remain a generalist internally.
つまり、表向きは専門を決めておくけれど、裏では手広く活動を続けてもいいということです。いろいろなことに手を出してもいいけれど、アピールするのは本当に得意なことだけにする。賢いなと思いました。
あれもこれもやってみたいという気持ちを諦めなくてもいいのは、私にとってうれしい発見でした。