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まずは量をこなすことの重要性

こんにちは。アメリカ生活3年目のYukaです。

何か新しいことをしようと思ったら、YouTubeで解説動画を見て、ある程度の予備知識を得ることができる時代になりました。先日の記事で書いたように、動画作成に興味を持っている私は、how to make youtube videosやhow to vlogと検索していくつかの動画を見てみました。

その中で最も実用的だと思ったのは、Ali Abdaalの“My Top 10 Tips for Aspiring YouTubers”でした。

簡単にまとめると、「難しく考えずに、今あるものを使ってとにかく撮影を始めよう」というメッセージでした。50個以上の動画を作り続ければ自然に色々な技術が身に付き、自分が話したい内容も分かってくるということでした。そして、とにかく数をこなす必要は、ブログにも当てはまるとのこと。

他の多くのYouTuberが、どの機器(カメラ、マイク、編集ソフトなど)を使ったら良いか、背景や部屋の環境、原稿の作成方法など具体的に解説しているのに比べて、Aliの動画は「とにかく始める」ことの重要性を説いているのが印象的でした。

Curse of knowledgeという言葉があります。すでにできるようになった人にはできない人のことが分からないという意味で、先生が良かれと思って教えることが知識のギャップのある生徒にはうまく伝わらないというような場合に使われます。

これをYouTuberやBloggerに当てはめると、彼らが「こうすればうまくいく」ということが、必ずしも初心者にあったアドバイスとは限らないということになります。それと比べて「とにかく数をこなしてみる」というAliのアドバイスは、分野を問わず普遍的な真理だと感じました。

新しいことを始めるには勇気が必要なので、道具をそろえたり知識をつけるという準備段階に時間をかけて、実際に始めるのを後回しにしまうことが多いのではないかと思います。特に、調べれば調べるほど新たな情報が得られる現在では、情報不足で失敗したくないというFOMO(Fear of Missing Out)にも似た感情が強まりやすい気がします。

今回の動画を見ることで、何か新しいことを始める場合には、全体像さえつかめたら、不完全でもいいので始めること。そして少なくとも2〜3か月は続けてみることが大事だと再確認しました。Quality over Quantity(量より質)ではなくQuantity over Quality(質より量)という心構えです。

新年に新たなことに挑戦したいと思っている方は、準備に時間をかけすぎずにまずは始めてみるといいかもしれません。私は今週から動画撮影とTrelloを始めてみました(そのうちこちらもブログ記事にしたいと思います)。ブログも難しく考えすぎずに更新頻度を増やし、できれば週2〜3回記事をアップしていきたいと思っています。

お読みいただきありがとうございました。

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