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日本に帰国して戸惑ったこと

こんにちは。8月の終わりに日本に帰国しました。

アメリカでの最後の1週間もかなり慌ただしかったのですが、日本に帰ってからも役所や携帯電話などの手続きに追われて、時差ボケを感じる暇もなかったです。日本の時間に合わせて生活せざるを得なかったのが逆に良かったのかもしれません。

今週も家具のお届けや設備の修理などがあり、自宅待機が続くので、暮らしやすいように少しずつ片付けていこうと思います。

東京で1週間暮らしてみて、ニューヨークとの違いに戸惑ったことを記録しておきます。数年間外国で暮らしただけの日本人でもわからないことだらけなので、外国から初めて来る人たちは大変だろうな、などと考えてしまいました。

エスカレーターや階段でつい右側に行ってしまう

ニューヨークではエスカレーターでは右に立ち、階段や通路を歩く時も右側でした。東京ではエスカレーターは左に立ち、駅によって歩く方向を示す矢印の向きが違うことに戸惑っています。

お店での会計が複雑

ポイントカードを使う場所とお支払いがそれぞれ別の場所で行われるので、どこにクレジットカードを入れたらいいのか毎回迷ってしまいます。アメリカでは普段はクレジットカードを使っていたのと、小銭が減るように現金を渡す(905円のときに1000円と5円を渡す)のが久しぶりでした。

電車に乗る時も降りる時もSuicaが必要

ニューヨークの地下鉄やトラムは運賃が一律のため、メトロカードを通すのは乗車時のみでした。帰国後も、電車から降りる時にカードを用意しておくことを忘れてしまい、改札に来てから慌てて探すことがあります。

夜中も人が多い

アメリカでは夜暗くなってから外出することはあまりなかったので、夜10時を過ぎても電車が混んでいたり、道路を歩いている人が多いことに驚きました。日本では当たり前の光景ですが、小さい子が1人で電車に乗っているのを見てやはり驚きました。

マイナンバーカードが必須?

5年前と比べてマイナンバーカードが必要な場面が増えているようです。子どもが図書館でカードを作ろうとしたときも、学生証と定期券を見せるだけではだめで、マイナンバーカードまたは住所の書いてある保険証が必要と言われたそうです。私自身は確定申告などで使うためマイナンバーカードを申請する予定ですが、子どもも近いうちに申請する必要がありそうです。

ゴミの分別ルールが細かい

ニューヨークでも「紙」「缶・ガラス」というリサイクルゴミの分別はありましたが、それ以外のものはアパートのゴミ置き場に捨てるだけでした。日本に帰ってきて、分別の種類の多さとルールの細かさに驚いています。30 cmを超える大きいゴミは粗大ゴミになり、処分にお金がかかることも思い出しました。実家に預けていたものの、もう使わないプラスチックの衣装ケースを処分するにも1個400円でした。これからは将来処分する時に楽なもの(たとえば布製の衣装ケース)を買うようにしようと思いました。

日本の方が過ごしやすいと感じるのは、食べ物が口に合うこと、どのお店にいっても親切な対応が受けられることです。アメリカでは働いている最中も素のままで、機嫌が悪かったり良かったりをありのままに見せる人が多いですが、日本ではみんなが仕事の顔で接客しているように感じます。どこに行っても親切な対応を受けられるのですが、裏ではどう思っているかわからないと怖くもあります。

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