フリーランスの仕事獲得法—試行錯誤しています
アメリカ生活4年目のYukaです。
今日は、私が翻訳とメディカルライティングの仕事をどのような経路で獲得したか、またLinkedInやProzなどの求職サイトがどの程度役に立ったかを書きたいと思います。
現在の取引先は?
現在は翻訳会社(エージェント)と契約して仕事をしており、クライアントとの直接取り引きやフリーランス(クラウドソーシング)サイトでの受注経験はありません。翻訳については、トライアル後に契約したエージェントと、人づてに紹介してもらったエージェントがあります。
メディカルライティングについては、翻訳で応募したエージェントからメディカルライティング部門を紹介され、そちらのトライアルに合格したため採用されたという経緯があります。その他に、英語の学術論文からの抄録作成も行っていますが、これも自分で応募してトライアルを受けました。
求職サイトでの仕事獲得率は?
最近は、仕事を安定させるためにもう少し取引先を増やしたいと考えています。国内のエージェントの単価が全般的に安いことや円安などの事情から、できればドルで収入が得られるエージェントと契約したいと考え、ATAのディレクトリ、LinkedIn、Prozに登録していますが、今のところ新たな契約につながったものはありません。
ATAのディレクトリ経由の問い合わせ
何件かあったのですが、良さそうだと思ったエージェントの契約条件に「フルタイムの翻訳経験2年以上」とあったため、契約に進みませんでした。
LinkedIn経由の問い合わせ
1件ありましたが、単価交渉がうまく行かず契約は成立していません。
Proz経由のメール
週に5-6件のメールが届きますが、一斉メールがほとんどで、希望する内容のものはほとんどありません。
結論は?
私のようにすでに専門分野を決めており、その他の分野の仕事を受けない場合には、エージェントから声をかけてもらうのを待っているだけでは、新たな契約につながりにくいことが分かりました。
海外の大手エージェントは、質の担保のために、フリーランス契約を結ぶ際に「2年以上の翻訳経験」を求めるところが多いようです。そのため、まずは今の取引先との範囲内で仕事を続けながら、空いた時間には翻訳の資格のための勉強をすることにしました。
ATAの認定試験や、ほんやく検定・TQE試験の医学分野を目指す方と、定期的に情報交換できるようなコミュニティーがあればいいなと思っています。
英語の資格試験の場合には、Twitterなどでも仲間が作りやすく、勉強会なども色々な形で開催されていますが、翻訳の場合は仕事でも勉強でも孤独な作業になりがちなのが寂しいところです。
最後までお読みいただきありがとうございました。