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アメリカの現地校に転入するために必要な準備

こんにちは。アメリカ3年目のYukaです。

今日はアメリカの現地校に子どもが転入するために、日本にいるうちにできる準備について書きます。

これは、2019年4月にサンディエゴの小学校(日本の年長から小学校6年生が通う学校)に子どもが転入したときの経験に基づいています。

日本で何も準備せず、現地に着いてから近所の学校を探しても、もちろん大丈夫です。

両親ともすぐに仕事を開始したい場合など、現地での生活をできるだけスムーズに始めたい方に向けて書いています。

アメリカでは予想外のことがつぎつぎに起こるので、日本にいる間にできることをしておくと、心の余裕につながります。現地での学校が(できれば家も)決まっているだけで、気持ちが楽になるはずです。

ポイントは5つあります。特に1から3が重要です。

1.必要な予防接種を日本ですませる

2.学校を決める

3.学校または学区に連絡をとる

4.アフタースクールに申し込む

5.小児科を探す

順番に説明していきます。

1.必要な予防接種を日本ですませる

アメリカの現地校への転入時に日本の在学証明書や成績証明書が求められることはほぼないと思います。アメリカ国内の引越しであればそれまでの学校の成績が必要な場合がありますが、日本からのものが要求されることは多くないと思います。

大事なのは予防接種の記録です。アメリカでは州ごとに各年齢で必要な予防接種が細かく決められており、転入時にそれらの接種を済ませておく必要があります。

日本で一般的でないワクチンや、間隔を開けて接種が必要なワクチンもあることから、海外渡航に対応した病院を早めに見つけて、渡米までに接種を完了させ、予防接種記録を英文で発行してもらいましょう。

この予防接種記録、(現地の)住所の証明書2種類、パスポートが入学手続きの際に必要になります。

2.学校を決める

学校と家を同時に決めると効率がいいです。評判のいい学校の近所は、家賃は高くなりますが、安全なことが多いです。

アメリカの小学生は親が送迎する必要があるため、家から徒歩で通えるか、通勤の途中にある学校が便利です。

学校探しに私が参考にしたのは、グレートスクール(Great!Scools.org)ですが、InsideSchoolsも良いようです。

グレートスクールでは、10段階で学校が評価されています。まずは点数が良い学校から順番に見ていきます。ここで注目するのは生徒の人種の割合です。人種が極端に偏っている場合は、何か理由があると考える必要があります。

いくつか候補が決まったら、学校のウェブサイトを見ていきます。面倒見のよい学校はウェブサイトも充実している印象があります。

3.学校または学区に連絡をとる

アメリカには学区(school district)という単位があり、各学区にいくつかの小学校が属しています。

生徒の転入を担当するのが学区なのか学校なのかは州によっても違うようなので、両方のウェブサイトを確認します。

次に、入学担当者と思われる人にメールで連絡します。ここで大事なのは日本での学年ではなく、誕生日です。アメリカの小学校は9月から新学期なので、日本とは学年がずれる場合があります。もし2学年の境目の場合、子どもが英語をしゃべれない場合には下の学年のほうが良いかもしれません。

現地に来てから手続きをするように、と言われると思いますが、行く直前に再度メールをして、「〇〇学校に〇月から入学させたいのですが、〇年生に空きがありますか?」と最終確認しておくといいです。

サンディエゴで同時期に同じ小学校に入学した子の場合は、行く予定だった家の近くの小学校が、実際に行ってみたら満員で受け入れてもらえなかったそうです。

4.アフタースクールに申し込む

アフタースクールは学校内または学校外にあり、授業終了後に6時頃まで子供を預かってくれる場所です。

日本の学童のような親の就労証明書は不要ですが、かなり値段が高いです。学校のウェブサイトにリンクがあることが多いので、学校が決まったらこちらも調べておきましょう。

5.小児科を探す

アメリカでは、日本とは違い、保険の種類によってかかれる病院の制限があります。病院探しには、私も引越しのたびに苦労しました。

現地に知り合いがいる場合でも、同じ保険かどうかを確認してからお勧めの病院を聞いてください。医療保険、歯科保険、眼科保険が全て違う保険会社のものになる場合もあります。

職場や大学などから加入する保険の種類をあらかじめ確認しておくと、病院探しもスムーズです。

健康診断書の提出や予防接種の追加があるときのために、あらかじめ近くの小児科を決めておくと安心です。

今日はアメリカの現地校に子どもを入れるために、日本にいるときからできる準備について書きました。

予防接種が一番大事だということを、ぜひ覚えておいていただければと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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