仕事への取り組み方—重要なことに集中することの大切さ
こんにちは。アメリカ生活4年目のYukaです。
今日はDeep Workの著者Cal NewportのYouTube番組である “The Deep Life” を見て、生活や仕事のスタイルを見直したことについて書きたいと思います。
“The Deep Life” はCal Newportが1つのテーマについて語るもの、視聴者からの質問に答えるもの、気になる記事を紹介してその内容について深めるもの、に大きく分かれているようです。
基本的にはCalがずっと話し続けるスタイルで、まるで彼の講義を受けているような感じです。Calはジョージタウン大学の教授であり、概念を分かりやすく説明し、相手を説得させる力があります。
動画をいくつか見たのですが、その中で印象に残ったメッセージは、
・ソーシャルメディアは使わないか、意識的に使う(Calはコンピューターサイエンティストですが、ソーシャルメディアをまったく使わないそうです)
・仕事量を増やしていくと、あるところから質が下がり、全体的な生産性が落ちる(仕事量と生産性は正比例しない)
・キャリアは自分のライフビジョンに合ったものを選ぶ
の3つです。
ソーシャルメディアについては、何かを投稿するという能動的な使い方はこれからも続けるつもりですが、スクロールするだけの時間を減らすことに決めました。
仕事については、ある翻訳会社からの仕事を来月から受けるのをやめることに決めました。この会社は支払いが不定期で、締め切りもタイトなことが多く、尊重されていないと感じることが多くなってきたからです。
今後メディカルライティングの仕事の幅を広げるために、英文ライティングや治験文書の勉強の時間も確保したいと考えています。
また、翻訳でも一定の質を維持するには、ある程度の時間と心の余裕が必要だと感じています。
そのためには、申し訳ない(もったいない)という気持ちもありますが、優先度の低い仕事を減らしていくことに決めました。
物事は勢いだけでうまくいく時期もありますが、能力が伴わなければ、いつかは行き詰まってしまいます。やみくもに働くだけでなく、スキルアップにつながるような地道な努力を怠ってはいけないのに、最近はそのことを忘れていたことに気づきました。
Cal Newportの本やYouTubeを通じて、仕事への向かい方や時間の使い方を考え直すことができました。