自己主張と自己中は違う
こんにちは。アメリカ生活4年目のYukaです。
今日のオンライン英会話では「コミュニケーション能力が高いとはどういうことか」という話をしました。
フィリピンのセブ島で高校の理科の先生をしている先生はとても外交的で、内向的な私と性格は違いますが「フレンドリーで話がうまい人がコミュニケーション能力が高いわけではない」という意見で一致しました。
先生は、相手の話を聞く力や、量ではなく内容、交渉する力が大事だと言っていました。また、生まれつきのものではなく、身につけるものだとも言っていました。
私は、問題が起きた時にだれかを責めたりせずに、関係者全員が協力して問題を解決できるように持っていく力が大事だと言いました。
問題が起きた時の態度
うまく行っている時にいい顔をすることはだれにでもできますが、問題が起きた時にどのような態度を取るかで、その人がどのような人なのか分かります。英語では以下のような言葉があります。
You never really know the true quality of someone’s character until the road gets rocky.
困難に直面した時にその人の性格の本質が明らかになる
問題が起きた時にどのような態度を取るかは、家庭、学校、職場の環境から学んでいくのではないかと思います。今の仕事はほぼメールでのやり取りですが、担当者の態度に社風が現れていると感じることがあります。
少し話はずれますが、医療ドラマ「ER」を見ていると、緊迫している状況だとはいえ、怒鳴ったり物に当たったりするキャラクターが多く、こんな職場では働きたくないと思ってしまいます。
自己主張する力
問題解決には「自己主張」することも必要です。
自己主張と自己中心的(自己中)は同じように思われることがありますが、英語ではasseriveとself-centeredは別のものです。
日本では、子どもの頃から親や先生には口答えするのは悪いことだと思わされるために、大人になってからも自己主張することに罪悪感を感じてしまうのかもしれません。
私もずっとそんな感じでしたが、アメリカでは自己主張しないと何も解決しないことから、以前に比べたらassertiveな人になれたのではないかと思っています。
日本人は自己主張しないと言われる一方で、アメリカ人によく見られる、人の話を遮るようなことがあまりないのはいい所だと思います。
自分の意見を伝えること、相手の話を聞くこと、バランスが難しいなと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。